バファリンライトの鎮痛成分や特徴とは。服用のポイントを薬剤師が紹介

一般用医薬品として薬局でも販売されているバファリンシリーズにバファリンライトというお薬があることはご存じでしょうか。名前は知っていてもその他のお薬との違いがわからない方も多いでしょう。この記事ではバファリンライトの成分や特徴、服用のポイントについて解説します。

薬剤師からのポイント

バファリンAに比べ解熱鎮痛成分が少ない

バファリンライトはバファリンAと比べて、解熱鎮痛成分である『アセチルサリチル酸』の配合量が 2/3 に抑えられているお薬です。

胃に優しい鎮痛剤

バファリンライトには胃を守る作用のある『乾燥水酸化アルミニウムゲル』という成分が配合されています。『乾燥水酸化アルミニウムゲル』は胃酸の働きを抑えるだけでなく、胃の粘膜を保護する作用を有しており、胃を守る働きが報告されている成分です。

眠くなりやすい成分無配合

バファリンライトには眠くなる成分が含まれていません。一部の解熱鎮痛剤には『アリルイソプロピルアセチル尿素』、『ブロモバレリル尿素』といった、痛みを抑える効果を助ける働きを有する成分が含まれています。バファリンライトにはこれらの成分が含まれておらず、勉強や仕事、車の運転など眠くなると困るようなシーンでも服用することが可能です。

バファリンライトとは

ライオン株式会社から発売されている指定第二類医薬品に該当する解熱鎮痛剤です。全国の薬局やドラッグストアなどで医師からの処方箋無しに購入することができる一般用医薬品です。

バファリンライトの有効成分

バファリンライトには解熱鎮痛成分である『アセチルサリチル酸』および胃を守る働きがある『乾燥水酸化アルミニウムゲル』が配合されています。

バファリンライトの飲み方

バファリンライトは眠くなる成分が配合されていないため、様々なシーンで服用可能ですが次に示す用法用量に従い服用してください。

用法用量

なるべく空腹時をさけて服用してください。服用間隔は4時間以上おいてください。次の量を水又はぬるま湯にて服用してください。

年齢1回量1日服用回数
15歳から2錠3回を限度とする
14歳まで服用しないこと服用しないこと

副作用

服用後、次の症状が現れた場合には副作用の可能性があるため、服用を中止し、製品の添付文書を持って医師、薬剤師または登録販売者に相談してください。

皮膚症状:かゆみ、赤いブツブツができる、青あざができる

消化器症状:吐き気・嘔吐、食欲不振、腹痛、下痢、血便、胸やけ、胃もたれなど

精神神経症状:めまい

その他:鼻血、歯ぐきの出血、出血が止まりにくい、発熱、過度の体温低下など

こんな方が望ましい

バファリンライトは次のような方におすすめの一般用医薬品です。

バファリンAを服用して胃が荒れてしまった方

バファリンAを服用していて胃が荒れてしまった方には特におすすめです。バファリンライトにはバファリンAと同様の有効成分である『アセチルサリチル酸』が配合されているものの、その配合量は2/3に抑えられています。

また、胃を守る成分も配合されているため胃が弱い方におすすめです。

鎮痛剤の服用で眠気が心配な方

鎮痛剤を服用して眠くなるのが心配な方にもおすすめです。バファリンライトには眠くなる成分が配合されていないため、仕事中や運転中など様々なシーンで使用することが可能です。

またカフェインも配合されていないため、カフェインを含まない医薬品で対処したい方にもおすすめです。

まとめ

今回はバファリンシリーズの中でも有効成分がバファリンAの2/3に抑えられているバファリンライトについて詳しく解説しました。

頭痛や生理痛などの痛みは身体的にだけでなく心理的にも負担になることがあります。辛い痛みを我慢せずお薬を服用することも選択肢の一つになるのではないでしょうか。

お薬のことをよく理解し、正しくお使いください。

 

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参考資料
・バファリンライト製品紹介
https://www.bufferin.net/products/light.htm 
・ライオン株式会社ニュースリリース
https://www.lion.co.jp/ja/company/press/2019/2821 

執筆者 / ファクトチェック / 監修者

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病院薬剤師として6年勤務。主にがん領域を経験。
現在は調剤薬局にて経営者かつ薬剤師として地域の健康サポートに取り組んでいます。
また、webライターとしてOTCやセルフメディケーションについて正しい医療情報を発信し、悩みを解消できる記事作成に励んでいます。

一緒にセルフメディケーションについて知識を増やしていきましょう。

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薬剤師

【薬剤師】ドラッグストア薬剤師を4年間経験。その後、本社教育部門にて市販薬セミナーの講師を務める。広告やパッケージに惑わされないお薬選びのコツを「わかりやすく」伝えられるよう、日々の執筆を行っています。

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