腸内環境で困っていませんか?まずは生活習慣の改善から行いましょう

お腹 女性

日々の生活に追われて自分の体がボロボロになっていませんか?生活習慣が乱れると腸内環境にも影響を及ぼしやすくなります。また、腸内環境が乱れることで毎日の生活パフォーマンスが低下するのもご存知かと思います。

今回は、生活パフォーマンスを向上させるために実践すべき3つの生活習慣を紹介していきます。

生活習慣の乱れはどこから?

眠い 女性

まず、生活習慣の乱れはどこから来ているのでしょうか?

仕事や生活のストレス

ストレスと腸内環境は密接な関係となっており、「脳腸相関(のうちょうそうかん)」と呼ばれているほど、脳でストレスを感じると腸にも影響を及ぼします。適度なストレスは問題ないのですが、過度のストレスを感じると体に現れやすくなります。

食生活の乱れ

食生活の乱れも生活習慣に繋がります。「毎日高カロリーな食べ物を摂取し続ける」「偏った食事をしている」「食事の時間が不規則または遅い時間に食べている」など、あなたは該当していませんか?

睡眠不足

睡眠不足の状態になると生活リズムが崩れることで、一日のパフォーマンスが低下します。仕事や勉強に集中したいときなど、睡眠不足という理由で大切な時間を無駄にしています。

運動不足

リモートワークが進んでいることで、体を動かす機会も減ったのではないでしょうか。運動不足は、『身体的』にも『精神的』にも悪影響を及ぼします。

腸内環境が乱れることによる3つの影響

肌荒れ 女性

次に腸内環境が乱れることで、体に不調が現れ始めます。

お腹の調子が悪くなる

腸内環境の悪化により、下痢や便秘、軟便などの消化器症状が直接現れます。腸内環境は善玉菌より悪玉菌が優位になることで、下痢や便秘、軟便になることがあります。

肌が荒れやすくなる

腸内環境の悪化が続くと、次に肌荒れが起きやすくなります。悪玉菌優位の状態により、アンモニアなどの有毒なガスや人間にとって腐敗物が十分に排出できない状態になります。

それにより、腸で吸収され全身に巡り、皮膚の脂や汗として排出されるため、肌が荒れる原因の一つとなっています。

免疫の機能が低下する

腸には免疫機能が備わっており、細菌やウイルスなどから守る働きあります。腸内環境が悪化して腸の免疫機能が低下することで、病気にかかりやすくなる恐れがあります。

生活習慣を整える3つの方法

ストレスの原因を取り除こう

ストレスフリー

まずはストレスとなる原因を考えることです。身の回りで起きていることを今一度考え、過度なストレスとなっているものをあげてみましょう。

「人間関係」「金銭的」「睡眠不足」「家庭内事象」

自分にとって嫌なことは、なるべく避けるようにしましょう。どうしても避けられない場合は、「誰かが間に入ること」や「監視してもらう」、「自分の気持ちを整理する」、「他人に相談する」などして『ストレスを溜め込まない』ことが重要です。

食事量と質、食べる時間を意識しよう

野菜 盛り合わせ

食事において「食事の質」「食事量」「食事時間」の3つが、生活習慣に影響を及ぼしています。食事の質は、「偏った食事を取らない」ことや「腹八分」にする、「野菜中心の生活」を心がけることです。

炭水化物や脂質がメインの食事の場合、総カロリー摂取量のオーバーしやすくなったり、炭水化物の摂り過ぎによって食後眠くなりやすくなったりします。食物繊維の多い野菜を食事する際の最初に食べることで、食べ過ぎを防ぐことができます。

また、遅い時間の食事は、消化管の活動が低下しているため、食べ物が完全に消化されない原因になります。食事の時間を変えることができない方は、「夜に食べる量を減らす」ことや「消化の良い食べ物を中心にする」など対処しましょう。

まずは軽めの運動から始めよう

ヨガ 女性

運動における健康効果は、身体的にも精神的にもメリットがあります。

「生活習慣病(肥満の防止)」や「骨粗鬆症(こつそしょうしょう)予防」のみでなく、「自律神経の調整」や「うつ状態や不安気分の改善」など、他にもさまざまなメリットがあり、政府が運動をおすすめする理由がわかります。

「今日から毎日運動しよう!」は継続性が難しいので、まずは週1回から始めてみてはいかがでしょうか。

生活習慣を見直して腸内環境を整えましょう

腸内環境を整えるために生活習慣の見直し方を紹介してきましたが、生活習慣を整えることによるメリットは多くあります。皆さんも今日からまず一つ始めてみてはいかがでしょうか。

 

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参考資料
生活習慣・生活環境と食事 | Foods | e-ヘルスネット(厚生労働省) 
生活習慣で乱れた腸内環境を整える方法 | 健康長寿ネット 
メンタルヘルスの専門家が勧める効果的なストレス解消法 
疾病の予防・改善と運動 | Exercises | e-ヘルスネット(厚生労働省) 
健康面からみた 身体活動・運動の効用とその活用 

執筆者 / ファクトチェック / 監修者

Author profile

Ryo Omura

医療編集プロダクションMEDW 代表
株式会社TENTIAL メディアディレクター、リーガルチェック
理念
・誰にでもわかりやすい医療ヘルスケア情報を発信
・医療職の働き方にも自由度を。リモートワーク環境の構築
メディアから医療を変える「デジタルチーム医療」を中心に活動。
スマートなメディア制作を心がけております。

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