アリナミンナイトリカバーはいつ飲むと良い?効果や副作用を薬剤師が解説

「寝ても疲れがとれない」「寝つきや目覚めが悪い」など、睡眠と疲れの悩みを抱え、色々な手段を試している方も多いでしょう。近年では睡眠や疲れに対してアプローチする製品が発売されて選択肢も広がりました。

選択肢が広がることで色々と商品を試せる反面、選び方や使い方を理解していないと正しく判断できません。

そこで今回は、睡眠の質を改善し疲れに効くアリナミンナイトリカバーについて効果や副作用、いつ飲むと良いのか薬剤師が解説します。

アリナミンナイトリカバーとは

アリナミンナイトリカバーはアリナミン製薬が販売するドリンク剤で、主に身体の疲れや睡眠の質の改善を目的として開発された商品です。

※栄養不足に伴う目覚めの悪さ・眠りの浅さの改善

「寝つきが悪い」「寝ても疲れがとれない」「スッキリ起きられない」など眠りや疲労に関する悩みがある方に効果的な有効成分を配合しています。

また、アリナミンナイトリカバーは「指定医薬部外品」のため、薬局やドラッグストアをはじめコンビニでも購入できます。

アリナミンナイトリカバーの特徴

アリナミンナイトリカバーは主に3つの特徴があり、

  • 8種の有効成分が寝ている間に疲労回復
  • グリシンが良い睡眠をサポート
  • ノンカフェインで低カロリー

です。

ここからはアリナミンナイトリカバーの有効成分とともに3つの特徴を紹介します。

8種の有効成分が寝ている間に疲労回復

アリナミンナイトリカバーにはグリシンをはじめ、身体の疲れに優れた効果を発揮する抗疲労成分のフルスルチアミン(ビタミンB1誘導体)やアミノ酸のタウリンなど8種類の有効成分を配合しています。

フルスルチアミン(ビタミンB1誘導体)は食事などで身体に取り入れた糖質をエネルギーに作り変えるために必要なビタミンで、筋肉や神経の疲れをやわらげる働きがあります。

脳は睡眠中もエネルギーが必要であり、脳がエネルギーとして利用する主な物質は糖質から分解されるブドウ糖です。そのため、フルスルチアミン(ビタミンB1誘導体)はブドウ糖をエネルギーに変える際に欠かせないビタミンなので、良い睡眠とフルスルチアミン(ビタミンB1誘導体)は密接に関係しているといえます。

グリシンが良い睡眠をサポート

アリナミンナイトリカバーはグリシンを配合しています。グリシンはアミノ酸の1種で、睡眠の質を高める働きがあるといわれています。

グリシンは末梢の血流を良くし、睡眠との関係が深い深部体温を低下させることで、睡眠の質を改善すると考えられています。

ノンカフェインで低カロリー

アリナミンナイトリカバーはノンカフェインのため、夕食後や寝る前など夜もカフェインを気にせずに服用できます。

また1本 7kcalと低カロリーで、すっきりとしたジンジャー風味の味わいのため、カロリーやドリンクの味が気になる女性にもうれしい商品でしょう。

副作用と使用上の注意点

副作用として、発疹や胃の不快感が報告されています。副作用の症状に気付いたときや下痢が続いたり、下痢がひどくなるときは服用を止め、医師や薬剤師・登録販売者に相談しましょう。

また服用後に尿が黄色くなることがあります。しかし、これはアリナミンナイトリカバーに配合しているリボフラビンリン酸エステル(ビタミンB2)の影響であり、健康面には問題なく服用できます。

どんな人に向いている?

アリナミンナイトリカバーは睡眠と疲れにアプローチできる商品のため、以下のような人に向いています。

  • 今ある疲れを朝までになんとかしたい
  • 寝ている間にしっかり疲れをとりたい
  • 良い目覚めを手に入れたい
  • 寝つきを良くしたい
  • 眠りが浅い
  • 仕事中に集中力が切れてしまう

いつ飲むのがいい?

基本的にはどのタイミングで服用しても問題ありません。そのため、ご自身の目的に合わせた服用のタイミングを見つけることが大切です。

睡眠の質を改善したい方や寝ている間に疲労を回復させたい方は、アリナミンナイトリカバーを夕食後や寝る前に服用するのが良いでしょう。

一方、日中に疲れや集中力の低下を改善したい方は、疲れなど気になる症状を感じたタイミングで服用するのが良いでしょう。

毎日飲んでも大丈夫?

基本的に用法用量(1日1回1ビン)を守って服用すれば、毎日飲んでも問題ありません。

また毎日飲むことで、身体が成分に慣れて効かなくなることもないため、疲れを感じたときはもちろん、疲れの予防として服用できます。

生活習慣も改善!良い睡眠に大切な3つのポイント

日頃の疲れを改善するためには良い睡眠をとることが大切です。今回ご紹介したアリナミンナイトリカバーを上手に活用しつつ、良い睡眠をとるための生活習慣も取り入れていくとより効果的です。

カフェインには要注意

寝る前(3〜4時間以内)のカフェイン摂取は控えるようにしましょう。カフェインには入眠をさまたげたり、睡眠を浅くする可能性があります。

カフェインはコーヒーをはじめ、緑茶、紅茶、ココア、栄養ドリンクにも含まれているため就寝時間を考えて飲むようにしましょう。

睡眠環境を整える

良い睡眠に向かうために、入浴時間も意識してみると良いでしょう。寝つきを良くするには就寝2〜3時間前の入浴が理想といわれています。

また照明にも注意が必要です。白っぽい昼白色の蛍光灯は体内時計を遅らせる作用があるため、夕食後や寝る前には赤っぽい暖色系の照明が理想です。

適度な運動を取り入れる

日中の適度な運動は寝つきを良くし、中途覚醒を減らすことにもつながります。

身体に負担が少なく、長続きするような有酸素運動(早歩きの散歩、軽いランニングなど)を取り入れてみると良いでしょう。

運動のタイミングは夕方から夜(寝る3時間前)が効果的といわれています。

まとめ

アリナミンナイトリカバーは疲れと睡眠にアプローチできるドリンク剤で、基本的にはどのタイミングで服用しても問題ありません。寝ている間に疲れを取りたい方や寝つきや目覚めの悪さを改善したい方は寝る前の服用が良いでしょう。

 

参考文献

飲んで寝ている間に疲労回復 アリナミンナイトリカバー/アリナミン
https://alinamin.jp/lp/alinaminnightrecover.html 

健康食品のグリシンは睡眠に対する作用があるか?/(薬局)公益社団法人福岡県薬剤師会
https://www.fpa.or.jp/johocenter/yakuji-main/_1635.html?mode=0&classId=16&blockId=40795&dbMode=article&searchTitle=&searchClassId=-1&searchAbstract=&searchSelectKeyword=&searchKeyword=&searchMainText= 

意外と知らない、疲れがとれない理由/がんばるあなたに。疲れの情報局/アリナミン
https://alinamin.jp/tired/tired-sleep.html 

アリナミンナイトリカバー/添付文書
https://d2cvrwkxjx9tf8.cloudfront.net/jsm/jsm_package_insert_pdf/20211005/4987910000190.pdf 

アリナミンナイトリカバーの製品特徴、効能/アリナミン
https://alinamin.jp/lineup/alinaminnightrecover.html 

健康づくりのための睡眠指針2014/厚生労働省健康局
https://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-10900000-Kenkoukyoku/0000047221.pdf 

執筆者 / ファクトチェック / 監修者

Author profile

Yosuke Fukuoka

薬剤師

【薬剤師】ドラッグストア薬剤師を4年間経験。その後、本社教育部門にて市販薬セミナーの講師を務める。広告やパッケージに惑わされないお薬選びのコツを「わかりやすく」伝えられるよう、日々の執筆を行っています。

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Nobuhiro Nagao

病院薬剤師として6年勤務。主にがん領域を経験。
現在は調剤薬局にて経営者かつ薬剤師として地域の健康サポートに取り組んでいます。
また、webライターとしてOTCやセルフメディケーションについて正しい医療情報を発信し、悩みを解消できる記事作成に励んでいます。

一緒にセルフメディケーションについて知識を増やしていきましょう。

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