シナールLホワイト エクシアで細胞からシミケア対策しよう

紫外線が本格的に強くなってくる季節。紫外線対策やシミのケアを意識する方も多いのではないでしょうか。一般的に使用されている日焼け止めや化粧品だけでは、肌の奥までアプローチできていなかったり、塗り漏れが発生するケースがあります。

肌の悩みから解放されるためにも、細胞レベルで体の内側から働くシナールLホワイト エクシアを飲んで、本気のシミ対策してみませんか。

「シナールLホワイト エクシア」の特徴

シナールLホワイト エクシアはしみを薄くする医薬品として、細胞内で起こるシミ特有のメカニズムに着目して作られました。では、どういった特徴があるのでしょうか。詳しくみていきます。

シミや日焼けの色素沈着にアプローチ

シミは紫外線により肌のDNAが傷つき、シミの原因となる黒色メラニンが過剰に作られたり、体外へ排出できず、肌へ沈着することにより起こります。

そこでシナールLホワイト エクシアに含まれる有効成分が「メラニンを作らない」「メラニンを薄くする」「メラニンの排出を促進する」という3つの効果を発揮し、シミや日焼けの色素沈着へ働きかけます。シミのメカニズムに着目することで、徐々にシミを緩和し、より健やかな肌へ導いてくれるでしょう。

1日当たり1200㎎のビタミンCを補給できる

レモン

シナールは1959年にビタミンCのブランドとして誕生以来、数多くの製品が発売されました。その中でもシナールLホワイト エクシアはL-システインを配合したシナールシリーズ史上最大量である1200mgのビタミンCが配合されています。

ビタミンCはシミ対策として効果を発揮するだけでなく、疲れを引き起こす活性酸素を抑える働きも担っています。つまりシミケアとしての美容効果だけでなく、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時のビタミン補給としても役立つ体に嬉しい医薬品と言えます。

肌活性化成分「ビオチン」を配合

ビオチンという成分について、聞き慣れない方も多いのではないでしょうか。ビオチンは数あるシナール製品の中でも新たに追加された成分であり、新鮮な肌を生み出す働きをサポートしてくれる肌活性化成分です。体内ではコラーゲン生成に関わるビタミンとされており、肌や爪、髪を健やかに保つ働きがあります。

「シナールLホワイト エクシア」の成分について

シナールLホワイト エクシアは本気のシミケアとして多くの有効成分が配合され、体の内側からシミの元にアプローチします。では、シナールLホワイト エクシアにはどんな成分が配合されているのでしょうか。一つずつ詳しく解説します。

ビタミンC(アスコルビン酸)

ビタミンCは美肌に欠かせない成分として化粧品やサプリメントなどでも注目されています。では、なぜビタミンCが美容や健康に良いとされているかご存知ですか?

それはシミの原因となるメラニン色素の生成を抑制するだけでなく、すでに黒くなってしまったメラニンを淡色化する効果が期待できます。さらにコラーゲン生成に必須のビタミンであるため、美しくありたい女性には欠かせない成分となっています。

またビタミンCはストレスにより急激に消費されるため、疲れが溜まった時や、風邪など病気になった時にビタミンCの摂取は非常に良いとされています。肌ケアだけでなく体のケアにも必要となるビタミンと言えます。

L-システイン

L-システインはビタミンCと協力して、シミ発生プロセスの初期反応を抑制し、過剰なメラニン生成を抑制します。また淡色メラニンの生成を促進し、黒色メラニンの肌への沈着を防ぐ働きを持っています。さらに肌の新陳代謝を正常化することで、メラニンの排出を促し、体の内側からシミをケアすることができるため、滑らかな肌を育むことができます。

パントテン酸カルシウム

パントテン酸カルシウムは皮膚の正常な働きをサポートし、皮膚や粘膜の健康維持に役立ちます。コラーゲン生成の際にはビタミンCの作用を助けることで、肌を健やかに保ってくれます。

ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)

ピリドキシンも肌に欠かせない成分です。皮膚や粘膜を正常に働かせ肌を健やにサポートするため、トラブルのない肌コンディションへ整えてくれます。

ビオチン

ビオチンはビタミンB群に分類される水溶性ビタミンであり、皮膚炎予防因子として発見されました。ビオチンは皮膚や粘膜の維持、爪や髪の健康に深く関わっており、ビオチンが不足すると皮膚形成が損なわれる可能性があります。

「シナールLホワイト エクシア」の製品について

シナールLホワイト エクシアはシミ対策を模索するニーズに着目して、配合成分の充実にこだわって作られました。では実際、どういった効能効果や注意事項があるのでしょうか。

効能効果

・しみ、そばかす、日焼け・かぶれによる色素沈着の緩和

・歯ぐきからの出血、鼻出血の予防

ただし、これらの症状について1ヵ月ほど使用しても改善がみられない場合は、医師、薬剤師または歯科医師にご相談ください。

・肉体疲労時、妊娠・授乳期、病中病後の体力低下時、老年期におけるビタミンCの補給

用法用量

・成人(15才から):1回3錠、1日2回

・小児(7才から14才まで):1回1錠、1日2回

・乳幼児(6才まで):服用させないこと

必ず決められた用法・用量を守って服用してください。また、小児に服用させる場合には、保護者の指導・監督のもと、服用させるようにしましょう。

注意情報

シナールLホワイト エクシアを服用後、発疹や吐き気、嘔吐、腹痛などがあらわれる場合は副作用の可能性があるため、直ちに服用を中止し、医師、薬剤師または登録販売者にご相談ください。

またシナールLホワイト エクシア服用により、尿及び大便の検査値に影響を及ぼす可能性があります。これらの検査を受ける場合は、シナールLホワイト エクシアを服用していることを医師にお伝えください。

薬剤師からのポイント

ポイント

シナールLホワイト エクシアは数あるシナール製品の中でも、特にシミ対策に特化した医薬品です。ここからはシナールの医療用と市販品との違いや、基本的な紫外線対策や生活習慣について解説します。

医療用医薬品「シナール」との違い

シナールは医療用医薬品として60年以上前に発売されて以来、ビタミンCブランドとしてより身近に活用できるよう、市販薬としても発売され、様々な改良が続けられてきました。

では、医療用と市販品ではどういった点に違いがあるのでしょうか。

医療用と市販品のどちらもビタミンCを含む製品ですが、特にその配合量や配合成分に大きな違いがあります。

医療用はビタミンCとパントテン酸の2種類が配合されているのに対して、市販品はビタミンCに加えて、多種多様な組み合わせでその他のビタミンやアミノ酸が配合されています。いずれにせよ疲労回復や代謝促進、肌ケアを目的とした健康をサポートする成分のため、自分自身の状態を把握し、適切な医薬品を選ぶことが重要となります。

紫外線対策と合わせてスキンケアも怠らないように

シミは1度できると消えるまで時間がかかります。シナールLホワイト エクシアはシミ対策として有効ですが、毎日のお手入れでシミを予防することも非常に重要です。

季節によって量の変化はありますが、紫外線は基本的に一年中降り注いでいます。紫外線をカットするためにも、日焼け止めの使用はもちろん、普段から保湿を心がけましょう。肌が乾燥しているとバリア機能が低下し、シミのリスクが高まる可能性があります。

少しだけなら大丈夫と油断せず、日頃からこまめなケアを心がけ、新たなシミができないようしっかり予防をしましょう。

生活習慣を整えよう

肌を健やかに保つためにはスキンケアや紫外線対策はもちろん、規則正しい生活習慣も大切です。肌に良い栄養を含んだ食事や十分な睡眠、適度な運動を心がけることにより、ホルモンバランスが整い、肌のターンオーバーを改善することができます。

一方、喫煙や過度な飲酒、ストレスなどは肌に悪影響を与えかねません。自分に合ったストレス発散方法を見つけ、過度な飲酒や喫煙は控えるようにしましょう。

まとめ

女性にとって肌の悩みとなるシミ。隠しきれないシミに嫌気がさしている方も多いのではないでしょうか。

シナールLホワイト エクシアはシミ対策としてL-システインを配合したシナール史上最大量のビタミンCを配合し、ビオチンなど3種のビタミンが肌の正常な働きをサポートすることで、体の内側からシミにアプローチできる医薬品です。

有効成分が肌の奥深くで生成されたしみの元となる過剰に作られたメラニンを抑制し、すでに出来てしまったシミにも効果を発揮します。さらに肌の生まれ変わりを促進し、ターンオーバーを改善することで、より健やかな肌へ導いてくれます。

しかしシミ対策として薬を飲んでいるだけでは十分とは言えません。シナールLホワイト エクシアにような内服薬による内側からのケアは有効ですが、外側からのケアも必要不可欠です。

日頃から日焼け止めを使用し、肌の保湿も怠らないようにしましょう。生活習慣の乱れも肌荒れには悪影響です。健康な食事を心がけ、過度な飲酒や喫煙は控えましょう。

シミのない透明感のある肌を手に入れるためにも、内側と外側の双方のケアを賢く取り入れてみませんか。

 

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参考資料
ビタミンC – シナール®L ホワイト エクシア
・シナールLホワイト エクシア|薬局で購入できるくすりを探す|シオノギヘルスケア
・ビオチンは肌や髪でお悩みなら注目の成分!病院ではどう使われている?
・シナールLホワイト エクシア
・シオノギヘルスケアONLINE-自信に満ちた毎日は、キレイな素肌から
・肌ケアだけじゃありません!みんな知らないビタミンCのトリセツ|シオノギヘルスケア
・ビタミンC|栄養素カレッジ|大塚製薬
・肌荒れを予防するには?普段の生活の中で実践できるキレイな肌になる方法 | チョコラドットコム
・パントテン酸 | ビタミン | 栄養成分百科 | グリコ
・ピリドキシン塩酸塩(ビタミンB6)
・ビオチン|栄養素カレッジ|大塚製薬
・ビオチン製剤の解説|日経メディカル処方薬事典
・シミの予防|くすりと健康の情報局
・どうしてシミはできるの?シミを防ぐ方法やスキンケアのポイントを紹介│健康食品通販のファンケルオンライン
・基本的なシミ対策 | ハイチオール【エスエス製薬】

執筆者 / ファクトチェック / 監修者

Author profile

Nobuhiro Nagao

病院薬剤師として6年勤務。主にがん領域を経験。
現在は調剤薬局にて経営者かつ薬剤師として地域の健康サポートに取り組んでいます。
また、webライターとしてOTCやセルフメディケーションについて正しい医療情報を発信し、悩みを解消できる記事作成に励んでいます。

一緒にセルフメディケーションについて知識を増やしていきましょう。

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Yosuke Fukuoka

薬剤師

【薬剤師】ドラッグストア薬剤師を4年間経験。その後、本社教育部門にて市販薬セミナーの講師を務める。広告やパッケージに惑わされないお薬選びのコツを「わかりやすく」伝えられるよう、日々の執筆を行っています。

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Ryo Omura

薬剤師 
 

医療編集プロダクションMEDW 代表
株式会社TENTIAL メディアディレクター、リーガルチェック
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