市販薬をデザインや色で選んでいませんか?必ず表記を確認しましょう

確認する女性

頭痛やビタミン不足のときなど対処する市販薬。最近ではネット通販でも購入でき、より便利になりましたね。その中で、市販薬やサプリメント、健康食品など、どのように選んでいますか?

「スタイリッシュで見た目が良い」「ピンクだからかわいい」「金色だからかっこいい」など、パッケージで判断していないでしょうか。とするならば、今日から新しい方法で選びましょう。

今回は市販薬の選び方について解説しながら、なぜパッケージで買ってしまうのか、薬剤師視点以外に、マーケティングの視点も合わせて紹介していきましょう。

パッケージデザインで買ってしまう理由

なぜ、パッケージデザインで買ってしまうのでしょうか。それは、みなさんが日常で行っている行動と関係があります。

内容を確認するほどの時間や余裕がない

焦る女性

病気になったとき、考える余裕がないため製品を判断する能力が鈍くなります。それにより、最悪の場合、自分に合わない製品を選ぶ恐れもあります。

心理的に思わず買ってしまう

衝動買い

ドラッグストアに置いている製品の中から選ぶ場合、心理的に思わず購入してしまう3つ理由の流れがあります。

まず、入店すると消費者が購入しやすいよう『陳列』に気をつけた製品が並んでいます。消費者に目が向きやすいよう、季節に合う製品症状頻度が高い製品を入り口の近くに置くことが多いからです。

次に、ポップ(製品をおすすめ紹介するための広告)があなたの製品購入の意欲を引き立てます。そして、手に取る前の段階で製品が目に入り、デザインの良いパッケージを取るという行動につながります。

緻密に設計されたパッケージデザイン

同じ成分を配合した製品が2つ並んている場合、あなたはどちらの製品を購入しますか?

「パッケージのデザインが良い」「製薬会社が有名」などありますが、有名な製薬会社なほど緻密に考え抜いたパッケージデザインを販売しているかと思います。

そのため、見た目で製品を購入してしまうことになるのです。※

※最近はスタイリッシュなデザインなども増えてきているため、一概に大手メーカーと言えなくなっているのが実情です。

パッケージデザインのみで購入するデメリット

驚く女性

パッケージデザインのみ判断して購入するデメリットとして何が考えられるのでしょうか。

高い商品を購入する

一概に言うことはできませんが、前述でも紹介した通り、成分内容を見ずにパッケージデザインで購入するということは、高い値段を選んでいる可能性もあります。

同じ成分を購入するにあたって『1円でも安く買う』ことは、購入する方にとって体験価値を生むことになります。※

※ここでは添加剤成分の違いについて割愛しております。

自分の体に合わない商品を購入する

みなさんの身の回りにある製品と異なり、お薬には効き方や副作用に大きな個人差があります。そのため、大半のおすすめ商品が自分に合うとは限らないことが実情です。

一般のネット情報や知人の紹介にて使用することが、一番危険です。必ず、『症状の程度』や『過去に服用したお薬の情報』『現在服用しているもの(お薬・サプリメント・健康食品)』、『お酒・タバコなどの嗜好(しこう)品』などをもとにして商品を選びましょう。

わからない場合は、薬剤師または登録販売者に尋ねると良いでしょう。今後、当メディアにおいてもポイントを掲載していきます。

日々の知識とお薬を常備して対処しましょう

救急箱で手当てする母親

お薬の選び方に関する知識や非常時の備えは重要なことですが、病気や非常時にならないと意識する機会にならないかと思います。そのような状況になる前に、毎日簡単なことから知識をつけていきましょう。

当メディアでも、すぐに実践できる簡単な情報をメインに今後発信していきます。

また、『一人でも多くの方に良い選択をしていただきたい』ということから、日頃から病気に対して知識や準備に関する情報を発信することが重要と思っております。

今後も、一人ひとりの予防医療の一環としてお役立ち情報を提供して参りますので、少しでもお役に立てれば幸いです。

参考資料

パッケージ・デザインに対する知覚と評価―広告研究に基づく余白の効果に関する検討―|外川拓

デザイン心理学で効果的マーケティング!色、レイアウト、マジカルナンバーで売れるサイト作りを | マーケティングエージェンシー 株式会社Oz link

セルフメディケーションを実施しましょう

執筆者・監修者プロフィール

Ryo Omura

メディア責任者 / WEBディレクター / 薬剤師

医療編集プロダクションMEDW 代表

株式会社TENTIAL メディア責任者

Neutral Works inc. コンテンツディレクター

理念
・予防医療のメディア発信
・医療職の働き方にも自由度を。リモートワーク環境の構築

メディアから医療を支える「デジタルチーム医療」を中心に活動中